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2003年12月29日月曜日

冬のお便り


冬のお便り
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余丁町散人

今年は世界でいろんなことがあった一年でした。実にアホなイラク戦争は言わずもがなだけれど、ドルがこれだけ安くなったのは予想外だった。ブッシュはヨーロッパに意地悪するだろうからユーロは高くなるだろうとは予想していたのだけれど、さらに円高とは参った。そこまでなりふり構わないとは思わなかったのだ。小泉さんもこれではなんのためにあれだけおべっか使ったのかと言うこと。

まあドルベースで考えたら幾分お金持ちになったわけだから、文句は言うまい。日本株も少しは上がったし、悪いことばかりではない。

新年はどういう財務戦略で行くか、思案のしどころだな。

散人のもう一匹の猫

blog (weblog) に凝る

6月から blog を始めました。これ結構面白い。言いたいことを散々書き散らしています。「云ひたきことを云はぬは腹ふくるるわざなれば」、書いて発信する方がストレスは溜まりません。最近目立つのが「悪口」。我ながら意地悪爺さんだと思う。でも面白いよ。

ホームページにいくら書いてもほとんど読んでくれる人は居なかったんだけれど、blog にしてから読んでくれる人が増えました。一日平均で1000件以上のアクセス(ページビュー)です。うれしいな。読んでくれる人が居られれば、悪口の書きがいがあるというもの。散人に憎まれている方々、ご用心ご用心。

それから去年の11月から始めたルモンド紙の翻訳(抄訳)ですが、三日坊主の散人としてはめずらしく、一年以上続いています。フランス語の勉強のために始めたものですが、おかげで相当読む方は楽になってきました。今般、このルモンド翻訳のサイトが Yahoo に登録されました。カテゴリーはなんと「国際ニュース」。ロイター等と並んで小生の Le Monde Clippings というサイトが掲載されています。遊びでやっている旦那芸にしては立派なものでしょう? 自慢させてください。

家族と猫
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大学でてからしばらく行く道を模索していた長男の暁ですが、いよいよ今年からグラフィックデザイナーのプロとして月給をもらう身になりました。親としてうれしい限りです。勤務時間がとても不規則で、時々徹夜作業なんかやっているのがちょっと気がかりですが、若いから大丈夫なのでしょう。

パリでひとり暮らしをしていたアニーのお母さんも夏から老人ホームにはいることになりました。とてもいいところで友人夫妻と一緒のホームであり、本人は喜んでいるようです。でもそんなこともあり、家内は向こうで過ごすことが多くなりました。まあ一人娘だもんね。

猫(ピカチュウ)は相変わらずです。昼寝をしているか庭で遊んでいるかどちらか。ああいう身分は羨ましい。猫が主人に似たのかも知れない。

庭のカキは鳥たちに全部食べ尽くされ、いまはヒメリンゴのみが残るだけ。ヒヨドリがつついています。そのヒヨドリに冬の静かな日がさしています。

2003年3月22日土曜日

近況報告(春のお便り)


近況報告(春のお便り)
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余丁町散人

春分の日も過ぎてだんだん日が長くなっているのですが、今日はまた冬に戻ったような寒空です。地球温暖化とか炎暑とか暖冬になれてしまったので、何だか昔懐かしい感じ。昔の日本家屋での生活は冬本当に寒かった。戦後強くなったのは女と靴下といわれた頃もありましたが、それ以上に変わったのは一般住宅内の気温。住宅の冷暖房設備と建築手法が飛躍的に進歩したおかげです、日本のどの地方にいても年中快適に生活できるようになりました。文明の進歩ですね。昔はやれ暑いとかやれ寒いとかいって避暑や避寒に出かけたようですが、いまや必要なし。出不精の散人にとっては有り難い時代です。

馬鹿なネコ(ピカチュウ)

フランス語の勉強開始

昨年末からフランス語の勉強をはじめました。何を今更という感じですが、"never too late" の精神です。家内がフランス人なので小生も不自由がないと思っておられる人が多いのですが実は出来ない。家内とは最初は英語で話しその後すぐ日本語で話すようになり以来それがずっと続いています。仕事でも使わないし、なんやかやと忙しく勉強する時間がなかった。昨年11月に一念発起しルモンド記事を翻訳してみることにしました。

最初はとても難しかったのですが、続けて行くと少しずつですがだんだん読めるようになるから不思議です。語学というものは語彙が決め手ですからとにかく単語の量です。単語が分かってくると今度はテレビも分かるようになるから面白いし、やがては話したり書いたり出来るようになるはずです。会話は最後なのです。日本では昔の読み書き重視の教育方法の反省から会話教育がもてはやされますが、やはりそれは逆だと思う。新聞も読めないのに話すことは出来ませんし聞いても分からない。幸い時間がいっぱいあるので十年がかりで挑戦することとしました。

マックの iPhoto という写真整理ソフトで昔の写真を整理しはじめました。スキャナーで取り込むのですが、時間がかかるのでぼちぼちやっています。整理していて思いもかけない写真に出会ったりすると感慨深いものがあります。昔の写真を懐かしがるとは、散人も歳をとりました。

家族
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家内は最近頻繁にイラク戦争に反対するデモに参加しています。きのうも出かけた。1968年5月ドゴール打倒の大デモに参加した68年5月世代なので、やはり昔の血が騒ぐのでしょう。日仏家族会の活動でも忙しくほとんど毎日外で何かやってます。散人はもっぱら主夫業に専念。

息子の暁ですが、卒業制作やアメリカでのCGコンテストへの参加作品の製作で先週までほとんど寝ないで仕事をやってましたが、ようやくそれも終わり、二年ぶりでフランスに出かけています。フランスには同じ年頃の男の従兄弟が二人いるので、三人でわいわいやるのが一番楽しい様子(写真送ってきました)。4月からいよいよ就職です。鬚を生やしていますが、デザイナーだといってもやっぱり会社じゃ駄目でしょうね。剃らせないといけないな。

最後にネコ(ピカチュウ)ですが、相変わらずエライ元気です。ネコ扉を付けたので、外出は自由自在。近所にも出かけていきますが、あまり人に迷惑をかけることをしないと良いのですが・・・。ヘンな格好をして昼寝をするくせも変わりません。

2002年12月24日火曜日



季節のご挨拶
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余丁町散人

いよいよクリスマスです。その後はお正月。謹んで季節のご挨拶を申しあげます。今年はあまり良い出来事がなく、子供も独立、家内は里帰り、家族ばらばらでの、あまりぱっとしない年末ですが、来年にはまた来年の風が吹くのでしょう。「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重け吉事」天平宝字三年(759年)の元日、大伴家持が詠んだ万葉集最後の歌です。家持は当時不遇だったにもかかわらず、恨みつらみはない素直な歌です。こういう気持ちで新年を迎えたいと思います。皆様もどうか良いお年をお迎えください。

この樹のように力強く

我が家の2002年

今年の我が家の10大ニュースを考えてみました。

1)まず何と言っても、家内の仕事が認められたことでしょう(フランス国家功労賞シュバリエ)。変な日本人サラリーマンと結婚したばかりに、やりたいこともやれなかった家内とそれを申し訳なく思っていた亭主にとっての何よりのリコグニションでした。

2)猫を飼う。うちにやってきた猫ピカチュウはとても活動的な家族の一員となりました。

3)ホームページを開設。難しいものだと思っていたホームページをアップル社のサービスのおかげで開くことが出来ました。

4)マックを購入。長らくパソコンから遠ざかっていたものですが、HP開設を機会にパソコンと関連機器を新しくし、遊ぶようになりました。

5)暁の就職内定。大学を出てから専門学校に通うなど本人も苦労しておりましたが、ようやく好きな仕事に就くことが決まりました。とてもよかった。
6)「視点コラム」を再開。現役時代に書いていた視点コラムを再開しました。

7)経済の低迷。これを機会に今まで一喜一憂していた経済動向への執着を捨てることとしました。そうすると相当楽になりました。

8)荷風と親しむ。HPに「荷風塾」というサイトを作ったおかげで、荷風について勉強することが増えました。知れば知るほど奥が深い。

9)フランス語の勉強開始。荷風とフランス文学の関係について興味が湧いています。でもその為には大量のフランス語文献が読めないといけないので、手始めの勉強としてルモンド紙を毎日読み、記事翻訳をHPに上げることにしました。

10)今年の1月に始めたHPへの書き込み蓄積作業を12月になってもまだ続けています。一年近くになります。三日坊主の小生にとっては珍しいことです。この調子でうまく行くと自分なりの自分史となるかも知れません。「のんびり、ぼつぼつ、たのしく、まめに」をモットーに来年も続けていきたいと思っております。

新年の抱負
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新年にはいつも大風呂敷を広げるのですが、今年もそれを広げてみます。

1)健康管理。言わずと知れた体重管理と運動です。新年は「質実剛健粗食で体を動かして働く一年」とするのです。毎年同じことを言っているのですが、今年もまた同じ誓いを立てます。

2)お勉強。荷風が読んだフランスの小説評論の類を10年がかりで全部読んでみたいとの野心が湧いてきています。新年はまずオリエンテーションから。文献リストの作成から始めて見たいと思います。フランス語のお勉強はもちろん必要です。

3)気晴らし。「引きこもり」兆候が出ているので、たまには積極的に旅行でもしたいな。面倒くさがらずに。田舎道をゆっくりカブリオーレでドライブ旅行というのも考えてみたいです。


フランスにも行きたいな。下の写真は義父のお墓の前の家内。モンマルトル墓地。

2002年11月3日日曜日

秋のお便り


秋のお便り
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余丁町散人

あっという間に秋が終わりかけています。「夏のお便り」を書いたのはついこの間のような気がしますが、時間が経つのは早いものです(歳をとったのかな)。最近はいい天気が続きます。新宿御苑恒例の菊花壇展を覗いてきました。右の写真は新宿御苑ならではの「大作り花壇」。まだちょっと早かったですが、来週あたりにちょうどよくなると思います。嵯峨菊、大菊などはとても楽しめました。60代の上品な見物客が多く、展覧会となるといつも大挙して押し寄せるおばさん連中が居なかったことも、とてもよかった。

新宿御苑 菊花壇

うちの庭

山茶花が芽をふくらませてきました。まだほとんどが青くて固い芽ですが、一つだけ小さな蕾を色づかせてきました。左の写真です。散人が夏前にやった「自然流」剪定が功を奏したか、今年は芽の数が多い。冬の間が楽しみです。カキ、シャクナゲについては「にわか隠居の庭仕事」でご紹介の通りです(下のリンク)。

日本経済ですが、デフレが続いています。デフレが続く限り企業は儲からない。企業が儲からない限り株価は戻さない。もう諦めました。最低十年は「塩漬け」にするつもり。長期債も償還が危ないし、結局頼りになるのは手持ちの現金だけ。現金が王様の時代です。それを前提にアグレッシブにライフスタイルを質実生活に転換しました。けしからぬ輩を儲けさせる消費は一切拒否するという前向きの倹約生活です。

不思議なものでこんな質実生活をしばらく続けると今までのいい加減な消費生活が逆に心の貧しいものに見えてくるから面白い。かりに株が上がってももう決して昔のライフスタイルには戻ることはないでしょう。こういう風に感じている人は散人ばかりじゃないと思うし、デフレは当分続きますね。

東京街歩き
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観光地としての東京

海外旅行より費用が掛かりどこに行っても画一的な国内旅行には出かける気分にはなかなかなれません。逆に面白さを発見したのが「東京観光」。歩いて出かけられるし、これだけ興味深い材料の揃っているところは世界でも少ないのじゃないでしょうか。街を歩く人間を観察するだけでも楽しい。

最近発見したのが家から歩いてすぐの荒木町界隈。何十年も新宿に住んでいるのですが、荒木町のど真ん中に大きな窪地があり、そこに江戸時代からの池が残っていたとは知りませんでした。街全体がいわゆる「ネコ道」という細い迷路となっており、さながらカスバの雰囲気。東京に残された秘境が目と鼻の先にあったのです。

下の写真はその池。スッポンが一匹住んでいます。

2002年8月19日月曜日

夏のお便り


夏のお便り
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余丁町散人

今年は異常に暑い日が続くと思っていたら、今日は雨が降って急に気温が下がりました。秋にならないうちに急いで夏のお便りをいたします。

家内は6月、7月とフランスに帰っていました。家族でブルターニュの夏の家で過ごし、涼しくてたいへん快適だったそうです。この夏の家は家内の亡くなったお父さんが若い頃海沿いの農家を買ったもの。石造りの壁は厚さが1メートルはあろうという古い建物で浜には船もおけます。ヨーロッパの生活には、この石壁のような蓄積の厚みがあり、羨ましい限りです。

散人は東京に残って猫と庭の世話をしておりました。世話の甲斐があって、今年はモモがたくさん実をつけました。砂糖煮にして食べています。

モモが実をつけました

昼寝するピカチュウ

猫を飼っていると猫がだんだん主人に似てくるのか(主人が猫に似てくるのか)、うちのピカチュウは昼寝をするとき枕を使うようになりました。時々夢を見ているのか、寝ながら尻尾を振ったり猫キックをしたりします。朝も以前は早起きだったのですが最近は8時頃まで朝寝坊をします。

暁は昨年文学部フランス文学科を卒業しコンピュータ・グラフィックの専門学校で勉強していましたが、今年ようやくソフト会社にCGデザイナーとして就職が内定しました。来年の4月から社会人となります。若年層の就職がなかなか難しい状況下、ほっとしております。就職の作品選考用に暁が作ったCGをHPにアップしておきました。下のリンクです。

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新しいマック

散人のマックを新しい iMac に換えました。古い初代 iMac をだましだまし使ってきたものですが、HPを作るようになるととても旧型マックでは対応できないことが分かりました。OSが全く新しくなっており、驚きました。昔々、初代の 512k マックを買ったときの感動に似ています。新しいエクセルのデーターベース機能にも感動。文学作品の索引作りに挑戦しようかと考えています。現在荷風の参考書の整理とか、團伊玖磨の『パイプのけむり』全巻のインデックス作りを始めています。こんな事をしていますと時間は幾らあっても足りません。

景気がいつまでたっても良くならないのでいささか憂鬱です。北風の中で外套が飛ばされないように身を小さくする旅人のように、いつかは暖かい太陽がでてくるものと期待して、それまでは地味に行こうかと思っています。

2002年3月23日土曜日

クアハウスは楽しい



石和温泉に行ってきました
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余丁町散人

年一回の人間ドック、今年は山梨県の石和温泉病院に出かけました。今まではずっと都内の病院での一日コースで能率的に済ませていたのですが、いまや時間がたっぷりある隠居の身、ちょっと遠いのが気になりましたが、せっかくだから温泉にでも入りながらのんびりと健康診断を受けようかと考えたもの。結果として大正解でした。

クアハウスは楽しい

富士山も綺麗に見えた

併設のクアハウスはとても快適で楽しめましたし、受診者本位のゆったりとした検診方式もなかなか良いものでした(都内の病院では受診者が自分でいろいろの診察室を巡回する方式をとっていますが、ここでは受診者は座ったまま待っておれば看護婦が来て案内してくれます。とてもいい気分)。ただ食事の量の多さにはちょっと閉口しました。「温泉病院」たる所以なのでしょうが、おかげで当分節食を続けなければならなくなりました。

帰りは時間があったので、河口湖、山中湖経由、一般道を通って帰りました。市街地を離れると日本の自然は十分残されており、咲き始めた花木が混じる山の緑は美しく、所々に散在する山の集落の風景も一つ一つちがった趣があり、とてもいいドライブでした。

でも東京に近づくと交通量が増え、街の風景も暑苦しくなってきます。一番渋滞したのはいわゆる郊外の住宅地といわれるところ。みんな車で移動するからでしょうか、極端に渋滞していました。

わが家に帰り着いたのは夕刻。昨日吹いた春一番のおかげで先週満開になったばかりのハナモモは相当花を散らしておりましたが、幸い遅咲きのハナモモ(白色)は影響を受けずにおり、満開の姿で我々を待ってくれていました。猫もいるし、やっぱりわが家は落ち着きます。

つらつら思うに
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道中つらつら考えることがありました。一つには、日本の宿泊施設での食事の量の多さについて。いまや多くの客は「泊まる」為に旅館ホテルを利用します。でもいまだに日本の旅館では食事にこだわりすぎているような気がします。この十年で旅館の売上は4割減との統計もありますが、ニーズの変化を読み間違っておれば当然のことでしょう。

もう一つ考えたことは、日本の自然の素晴らしさにあまりにも対照的な市街地の景観についてです。広告、電柱が無秩序に立ち並び、はっきりいって醜い。日本もやることがいっぱいある。富士山の自然が美しかっただけに尚一層この思いを強くいたしました。

ちょっと「隠居の小言」みたいな近況報告となりました。

2002年3月2日土曜日

余丁町便り (No.004)


余丁町便り (No.004)
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余丁町散人

いよいよ春ですね。カブリオーレの季節です。車の幌を全開にしてドライブしました。風が暖かく、とても気持ちが良かったです。

北の丸公園を久しぶりに訪れました。マンサクと寒緋桜がとてもきれいに咲いていました。ハクモクレンの蕾はかなり大きくなっていましたから、もう一週間ぐらいで咲くのではないでしょうか。コブシの蕾はまだ小さく、咲くにはもう少し時間が掛かるみたいです。寒桜はもう葉をつけて葉桜になっていました。

わが家の紅梅は先週みごとに花を咲かせましたが、もうかなり散りかけています。ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラがかわるがわるやってきて、梅の花を食べるから。

この季節はほとんど毎日花の様相などの景色が変わります。駆け足で春がやってくるのですね。


北の丸公園のマンサク

HPに視点コラムを

住友商事勤務時代に冊子「経済動向」に毎月連載していた「視点」というコラムのバックナンバーをHPに掲載しました。もう既に昔の話であり、あまり参考にはならないと思いますが、散人にとってはとても懐かしく、今回の収録に当たりコラムごとに読み返してみて感想やコメントを追記いたしました。当時はそれなりに一生懸命考えて書いたもので、いま読み返してみると恥ずかしくなるようなものもありますが、その時々の雰囲気を残しているものも多くあり、原文には手を加えず収録いたしました。自分史的な様相を呈しておりますが、ご笑覧いただければ幸いです。
なお、視点の古い分(96年から98年まで)についてはアップルの iTool ではなく自分でHTMLで別のサイトを作りました。テキストばかりのページですが、ちゃんと目次と本文のリンクが動きます。それをメーンサイトとリンクさせました。不細工なものですが、全部自家製です。何かプラモデルを作った子供のように喜んでおります。

神保町めぐり
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北の丸公園に駐車してから神保町に行きました。東京堂書店で出たばっかりの川本三郎の『荷風好日』を購入。昨日までは平積みにしてあったのがきょうはもう一冊しか残っていないとのことで、最後の一冊を手に入れることが出来ました。荷風の人気恐るべしです。

同じ東京堂書店で坪内祐三と紀田順一郎のサイン本が置いてあり、ちょうど買いたかった本でもあり即購入。最近はアマゾンのオンライン書店で本を買うことが増えていますが、このようなサイン本などが買えるのはやはり神保町ならではです。

そのあとスヰートポーヅで餃子を食べました。この店、すずらん通りにありますが、戦前満州帰りの人が東京で開いた餃子店です(下の写真)。本場の大連で修行を積んだだけあって、なかなか美味しいとの評判。こんなお店が残っているのも神保町の良いところかも知れません。

再開発で神保町も町並みは大きく変わりつつありますが、たまに来るのもいいもんです。


2002年2月17日日曜日

余丁町便り(No.003)



余丁町便り(No.003)
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余丁町散人

わが家の遅咲きの紅梅がようやく少しずつ花を開かせはじめました。まだ満開にはほど遠い状況ですが、春を感じさせます。写真を入れておきます(クリックすると画像が大きくなりますよ)。

このウメはかなり歳をとった樹で、ムシなんかがついて、いろいろたいへんでした。そのへんの苦労を Gardening のページに書いておきました。ご笑覧ください。

わが家のウメ

HPの作業状況

一月から作成に取り掛かっているホームページも、だんだん形をなして参りました。最初はホームページ作成専用ソフトを使用して悪戦苦闘していたものですが、あまりに複雑でそうそうに諦め、アップル社のサイトで提供されている簡易ツールを使うことにしました。すると、とたんに作業がはかどり、いま何とか形を整えつつあります。

家内の家族がフランスからアクセスしてくれましたが、当然ながら日本語表示が読みとれないと言うので、英語版のサイトメニューも付け加えました。ヘッダーの一番最後のボタン(ENGLISH) で英語表示に変わります。
去年から散人は、Net News という電子会議システムに参加するようになっています。なかなか興味深いものです。NetNews Articles というボタンを押していただくと散人の投稿状況が分かります。ジャンルは政治経済から、グルメまでいろいろです。お覗きください。


「荷風塾」
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世話人:散人
「荷風塾」というのをこのホームページに作りました。詳しくは「荷風塾」というボタンを押して「荷風塾 学校通信」というレターをお読みください。散人は本当に荷風が大好きなのです。荷風のことを話し出すと何時間も続いてしまします。そんな荷風に対する思い入れをこの「学校通信」でお伝えしたいと思います。これを肴に、更なる荷風談義を、ホームページ付属の掲示板で続けようとの魂胆です。

掲示板に書き込みをしてくださる方も、ぼつぼつ増えてきました。ありがとうございます。ホームページをご覧になられたら、ついでに掲示板に一言お書きいただけると、とてもうれしく思います。




2002年2月9日土曜日

余丁町便り (No. 002) 2002.2.9



余丁町便り (No. 002)
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余丁町散人

このところ暖かい日が続いて、庭のツツジが季節を間違えたのか、一つだけですが小さな花を咲かせました。昨年秋に水を切らせてほとんど枯れさせてしまったものですが、その後いろんな人のアドバイスにしたがって手入れをしていたところ、何とか狂い咲きをするぐらいにまで元気になりました。写真を写真ページに入れておきましたのでご覧ください。

ところで、やっとデジカメを買いました。いままで何となく買う気になれなかったものですが、ホームページに写真がないとやっぱり淋しいと思って、散人の誕生日(1月31日)を機会に買ったもの。なかなか良いものですね。もっと前に買って居ればよかった。


掲示板を開設

ホームページに来られる方と自由な意見交換が出来るのも良いなと思って、掲示板を作りました。なまえは「余丁町散人の隠居小屋」と言います。したにリンクを表示してありますのでクリックしていただくと来ることが出来ます。掲示板とはボレティン・ボード・システム(BBS)といって、ネット上に作られた複数の人たちが意見交換したりお話をしたりする場所のことです。難しい規則なぞ何もありませんので、気軽にお越しください。匿名で書いていただいても一向に構いません。

今のところ、散人が主に書いておりますが、それでも二三の方には書き込みを始めていただいています。どうぞお気軽にご参加をお願いいたします。自由にスレッドの設定(話題の提起)が可能ですし、話題もまったく自由です。
昨日、出席したセミナー「ダイワのスペシャルトーク」で若林栄四氏のお話がとても印象的で裨益するところ多大と思いましたので掲示板にもポイントを載せておきました。読まれて損はないと思います。

女房どのとピカチュウ
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女房どのの受勲に関して多くの方からお祝いのメッセージを頂き有り難うございました。女房どのも喜んでおります。あれ以降いろいろの公式行事などが続き、散人が一人でお留守番をするというのが多いのですが、おかげでホームページの製作作業もぼちぼち進んでおります。このアップル社のサイトで、全くの素人でもなんとか web ページが作れてしまう(おまけに美しい雛形が揃っているのできれいなものが出来る)というのは本当にすごいことです。やっぱりアップルは偉いのです。

うちの猫(ピカチュウ)もページに写真を載せたおかげで、多くの方から「でっかい猫だ」とのご感想をお寄せいただき恐縮です。すっかり有名になって本人(?)は得意気であります。

この次は愚息のことも紹介出来るように、次に家に来たときに彼の写真を撮るように致します。

2002年1月30日水曜日

Annie's Honor

〔旧HP閉鎖に伴い要保存コンテンツをここに転載〕

Annie Vercoutter 国家功労勲章シュヴァリエ叙勲式大使の挨拶 (2002.1.23)
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1.フランス共和国上院議長、上院議員の皆様、そしてご出席の皆様,この度のクリスチャン・ポンスレ フランス共和国上院議長ご一行の来日は大変光栄なことであり、お越しくださいましたことに対し、ここにおります全員を代表して厚く御礼申し上げます。そして本日、ヴェルクテール=橋本様の日仏関係への高いご貢献に対し、フランス共和国大統領並びにフランス政府から国家功労勲章シュヴァリエ 叙勲式を挙行できますことは、私の大きな喜びと致すところでございます。 お二人に栄誉ある勲章を授けられますことは、日本におけるフランス人社会の活力、質の高さ、多様性、そして日本への密着度を物語るだけでなく、そこに一貫性があることをも示しています。お二人とも、それぞれの分野に置いて、フランス人社会の利益を守るために努力されているという、共通点があるのです。 本日お二人の受賞者のためにお集まりくださいました、ゲストの皆様方にも敬意を表したく存じます。

 2.ヴェルクテール=橋本様、在日日仏家族の会 会長であられる貴女は、お父様が高名のエジプト学者でいらっしゃいました。そしてお若い頃からアジアに興味を持ち、中国語と日本語を熱心に勉強され、この道の専門家として広く認められるに至りました。 1965年から73年まで、パリの高等中国学院、そして高等教育実務学院で図書館司書をつとめられました。 研究と教育への関心は深く、1984年から98年まで、諸外国で日本政府が発行している冊子「Cahier du Japon」と緊密な協力関係を構築されました。日仏会館発行の雑誌「Ebisu」の編集委員会のメンバーでもあり、また、在日フランス商工会議所発行の雑誌「France Japan Echo」にも定期的に記事を執筆なさっています。東京のパリ高等経済学院でも5年間にわたり、日本文明についての講義を担当なさいました。 教育にも情熱を注いで居られます。日本滞在中のみならず、中南米のメキシコ、カラカス、ブエノスアイレスにご滞在中も、日仏学院やアリアンス・フランセーズで、教鞭をとられました。日本では、若い外交官がフランス語とフランスのより良い理解のために研修をする機関である外務省外国語研修所、そして一橋大学でも、講師としてフランス語の普及に尽力されました。 さらには、教育者としての経験に根差し、日本の教育制度をフランスに分かりやすく紹介されました。中でも、フランス大学図書出版の「今日の教育」シリーズの一冊として1997年に発行された「日本の学校で」という著作は、今までほぼ未開拓であったこの分野での必読書となりました。 私は着任以来ずっと、貴女の、ご自身の信条を貫き、日仏間の対話に前向きな姿勢を高く評価しています。貴女は常に、在日フランス人に日本をよりよく理解してもらおうと心を配り、特に日仏家族を気遣われています。貴女の長年の活動はこうした考えに根付いているのです。 

3.貴女は、在日日仏家族の会 会長として、日仏両国民の効果的な親交を図るべく、出会いの場を作り、交流を促しました。そして、最初はとてもかけ離れているようにみえるけれども実はフランスとの共通点も多くある日本文化を、大人にも子供にも理解させ、日常生活に困らないようにしました。 貴女はまた、日仏家族が抱える問題、たとえば二つの母国語、教育、個人としての権利の問題などについての話し合いの場を定期的に提供しています。こうして、日本における最初の「FLAN-母国語としてのフランス語」計画を打ち出しました。このプロジェクトは、外国におけるフランス語教育庁が特別の関心を払ってその行く末を見守っています。 ヴェルクテール=橋本様、数多くお持ちの才能を存分に発揮され、両国民の相互理解の促進に寄与されました貴女は、その活動のゆえに、そして日本におけるフランスの存在にとって、貴重なお方でいらっしゃいます。 ですからこそ、フランス共和国大統領の名に於いて、そして私どもに与えられた権限により、貴女を国家功労勲章シュヴァリエと致します。

〔翻訳、在日フランス大使館)

冬のお便り 2002.1.30



冬のお便り 2002.1.30
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余丁町散人

すっかり寒くなって来ました。我が家の庭にはちょうど水仙が咲き始めました。昨年球根を埋め戻したものですが、効果があったようでとてもきれいです。

庭のウメとハナモモが小さな芽を着けています。寒さの盛りですが、春遠からずというところでしょうか。

猫の散歩

うちの猫(ピカチュウ)にハーネスを付けて散歩させています。まだまだ慣れないので、まず庭の中を動き回らせています。だんだん上手になってきました。そのうち外にも連れ出します。
一昨年の10月に公園に捨てられていた子猫ですが、知人(カトリーヌ)が通りかかると足にしがみついてよじ登り始めたそうです。とても生きようとする意志が感じられ、カトリーヌはどうしても置き去りにすることが出来なかったそうです。いろいろあって散人宅で引き取ることになりました。立派な雄猫に成長。体重は5.4キロになりました。
ホームページを作ってみようと勉強を始めました。まず手始めにこのマックのサイトで試してみようと思います。徐々に手を入れていきます。

結構楽しいものですね。

デジタルカメラも買わなくっちゃ。

女房どのの受勲
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Annie Vercoutter

わが女房どの は今般、フランス政府から国家功労賞(オルドゥル・ナシオナール・ドゥ・メリット)を頂きました。長年にわたる日本研究、著書の『日本の学校にて』、及び日仏家族の会会長としての貢献が評価されたものであり、大変名誉に思っています。散人も「内助の功」が認められたことで、嬉しく思います。

叙勲式におけるフランス大使のスピーチは、女房どのの人生を簡潔に言い表していると思いますので、次のページに載せておきました。